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2022.08.24

設備投資だけじゃない!第12次ものづくり補助金の概要まとめ

ものづくり補助金とは

ものづくり補助金とは、中小企業が生産性向上等を目的に行う事業に対して750万円~3000万円 補助率1/2~3/4を受け取ることができるものです。主な補助対象は、「機械装置費・システム開発費」等で大規模な投資を効率的に行うことができるとして人気の補助金の一つです。

 

本補助金の目的

中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者
保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り
組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行い生産性を向上させるための設備投
資等を支援します。

 

公募期間

第12次はもうすぐ申請受付開始!!

公募開始 令和4年8月18日(木)

申請開始 令和4年9月1日(木)

申請締切日 令和4年10月24日(月)

 

補助対象経費

 

 

具体的には、

  • 最新の電動射出成形機を導入し、生産能力アップで量産受注獲得!
  • 自社ブランド製品を新たに販売し、Amazonで展開すると納品まで8か月待ちに!

詳しくは公式HPをご覧ください。→こちら

 

 

申請類型について

各種申請枠によって、要件や補助率・補助額が異なりますので注意が必要です。

 

 

※従業員数などにより補助上限額が異なりますので注意してください。

 

 

スケジュール

ものづくり補助金の補助金を受け取るまでのスケジュールは以下の通りです。

  1. 応募する
  2. 採択される(審査は約2か月ほどかかります)
  3. 交付申請を行う→再度詳細な費用や事業計画に関して審査が行われます。
  4. 交付決定通知が届く→交付申請が審査され、問題がなければ交付決定通知書が届きます。
  5. 実際に補助事業をはじめる。(最長10カ月)
  6. 実績報告を行う→補助事業について実際に行った取り組み内容やかかった費用を報告します。
  7. 補助金が支払われる

 

第10回締切以降の「ものづくり補助金」変化まとめ

・従業員規模に応じた補助上限額に変更

※グリーン枠とグローバル展開型は除く

 

・補助事業者見直し・拡充

補助対象事業者に資本金10億円未満の特定事業者を追加し、中小企業から中堅企業への成長途上にある企業群に広げました。

 

・再生事業者を対象に補助率2/3に引上げ

再生事業者とは、中小企業再生支援協議会等から支援を受け、応募申請時において、再生計画等を策定中、もしくは策定済等の要件を満たす事業者のことを言います。

 

・3つの新枠を創設

①回復型賃上げ・雇用拡大枠

業績が厳しいながらも賃上げ・雇用拡大に取り組む事業者が行う、革新的な製品・サービス開発または生産プロセス・サービス提供方法の改善に必要な設備システム投資等を支援  

②デジタル枠

DX等に取り組む事業者 が行う革新的な製品・サービス開発またはデジタル技術を活用した生産プロセス・サービス提供方法の改善による生産性向上に必要な設備やシステム投資を支援

③グリーン枠

温室効果ガスの排出削減等に取り組む事業者の革新的な製品・サービス開発又は炭素生産性
向上を伴う生産プロセス・サービス提供方法の改善による生産性向上に必要な設備・システム投資等を支援

 

採択されるための要件

本補助金の採択を受けるためには、以下の3つを満たす事業計画書を提出する必要があります。

  1. 事業全体の付加価値額を年率平均3%以上増加する
  2. 給与支給総額を年率平均1.5%以上増加する
  3. 事業場内最低金を地域別最低賃金+30円以上の水準にする

 

 

まとめ

このように、ものづくり補助金といえど申請枠によって要件や補助額などに違いがあります。

それぞれの特徴を理解し申請を行ってください。

ものづくり補助金の相談は初回無料ですのでお気軽にご相談ください。